昨年は思いの外ペアリング〜産卵が上手くいき14匹の幼虫が採れた(2★で現在12匹)。3年目にしてやっと目標を達成出来たことがとても嬉しく、気持ちに余裕も出来た。12匹の幼虫が無事に羽化してくれることを願いながら、今年の計画を練ってみる。
エアコンは使わない飼育環境での幼虫の成育状況は今まさに検証中だが、これまで気になった点と対策は以下のとおり。
① 夏場1本目の時の室温が28〜29℃と高かったせいか3本/14本に青カビが発生
→青カビの主な原因は高温にあるのだろうが、青カビ発生のうち2本は継続使用して特に問題はなかったが、内部に侵食がみられ交換した1本については、菌糸プリンカップを経由せずマット→菌糸ボトルで雑菌を持ち込んだ可能性はないか?とも考えられるので、今年は全頭1本目までのつなぎで菌糸プリンカップを採用しようと思う。
② 高温期(1本目→2本目)の菌糸準備のタイミングが難しかった
→1本目 5月末採卵後に準備したが、梅雨明けが早く6月の気温上昇が予想以上だった。気温上昇期は菌のまわりが遅いので、今年は産卵成功を前提としてプリンカップなど一部を早めに準備しておく。残りの800ccボトルも外気温の上昇との睨み合いで早めの詰め作業も考えておきたい。
→2本目 9月の室温が中々下がらない中で、食い上がりを気にしながら準備開始時期を判断する必要があった。完全に菌がまわらない状態で投入したのもあり改善の必要がある。
→2本目の準備はまだ暑い日が続く頃なので前倒し出来ない。ということは、食い上がり対策として1本目の投入時期を遅らせることで解決出来るかも知れない。
以上を踏まえ、大まかなスケジュールを考えた。
2月下旬 種親2ペアを19〜20℃の洗面所へ移動
→エサの食べ始め、食べ具合を随時観察。
特に♀の食欲に注目。
4月中旬 2♂を各ペアリングケースへ移動
→同じ頃、菌糸ブロックを調達。大夢 or YSO or E-Blockのいずれか調達し易いものを。
5月上旬 バクテリア材仕込みに初挑戦
→乾燥保管している使用後マット(菌糸食べかす・フン)に加水した材を埋め込む。
5月初旬 ペアリング(2ペア)
→7日間予定。その後のエサ補給期間は10日間。種親の覚醒が早ければペアリング開始を前倒す可能性もある。
5月中旬 菌糸詰め(プリンカップ・800cc)
→卵確認前なのでリスクはあるが、産卵成功を前提に取り敢えず1ブロック分詰める。
5月中〜下旬 産卵セット(2ペア)
→コバシャ小で材各1本ずつ、各7日間予定。※昨年よく産んだカワラ材ではないので期間延長も?
5月下旬 卵回収
→採れなければ再ペアリング、材入れ替えなどで再チャレンジ。
→孵化後1週間程度で菌糸プリンカップへ。期間は1ヶ月。120ccと90ccの2パターンで試す。
→菌糸詰め 孵化まで待つと気温上昇で菌がまわりにくくなるのでこのタイミングで。
7月中旬 菌糸ボトルへ
→特に♂の食いが早かったのを受けて、1本目の投入をやや遅らせ7/中旬〜9/末までの2.5ヶ月間を予定。
昨年からの相違・変更点
※菌糸詰めを採卵前に一部やっておく。
※バクテリア材、普通材を使用するので産卵期間が長くなるかも。その場合は日程再調整が必要。
※全頭菌糸プリンカップで1ヶ月管理。
※1本目期間 最長2.5ヶ月までに短縮。
今年は新成虫ペアが加わり2ライン。
①2021年羽化の♂佐賀神埼2101×♀2102で昨年に引き続きCBF1作出。
②2022年羽化の♂佐賀神埼22-c×♀糸島22-bペアでHBF1作出。
目標は各ライン卵で7〜8個程度まで、最終的に合計15匹前後なら上等。最悪どちらかのラインで採れれば良いというスタンス。昨年同様に短期間の産卵で卵回収を行うことで飼育数をコントロールしたい。
古い写真が出てきた。10年程前、関東某所でのカブクワイベントにてクワガタ釣りに挑戦。その時はやたら元気で戦闘的なヒラタと記憶しているが、恐らく外国産だったと思う。釣りは失敗したが、その数年後から始まるオオクワ飼育につながるワクワク感を今でも覚えている。

さあ、今年も楽しもう!
エアコンは使わない飼育環境での幼虫の成育状況は今まさに検証中だが、これまで気になった点と対策は以下のとおり。
① 夏場1本目の時の室温が28〜29℃と高かったせいか3本/14本に青カビが発生
→青カビの主な原因は高温にあるのだろうが、青カビ発生のうち2本は継続使用して特に問題はなかったが、内部に侵食がみられ交換した1本については、菌糸プリンカップを経由せずマット→菌糸ボトルで雑菌を持ち込んだ可能性はないか?とも考えられるので、今年は全頭1本目までのつなぎで菌糸プリンカップを採用しようと思う。
② 高温期(1本目→2本目)の菌糸準備のタイミングが難しかった
→1本目 5月末採卵後に準備したが、梅雨明けが早く6月の気温上昇が予想以上だった。気温上昇期は菌のまわりが遅いので、今年は産卵成功を前提としてプリンカップなど一部を早めに準備しておく。残りの800ccボトルも外気温の上昇との睨み合いで早めの詰め作業も考えておきたい。
→2本目 9月の室温が中々下がらない中で、食い上がりを気にしながら準備開始時期を判断する必要があった。完全に菌がまわらない状態で投入したのもあり改善の必要がある。
→2本目の準備はまだ暑い日が続く頃なので前倒し出来ない。ということは、食い上がり対策として1本目の投入時期を遅らせることで解決出来るかも知れない。
以上を踏まえ、大まかなスケジュールを考えた。
2月下旬 種親2ペアを19〜20℃の洗面所へ移動
→エサの食べ始め、食べ具合を随時観察。
特に♀の食欲に注目。
4月中旬 2♂を各ペアリングケースへ移動
→同じ頃、菌糸ブロックを調達。大夢 or YSO or E-Blockのいずれか調達し易いものを。
5月上旬 バクテリア材仕込みに初挑戦
→乾燥保管している使用後マット(菌糸食べかす・フン)に加水した材を埋め込む。
5月初旬 ペアリング(2ペア)
→7日間予定。その後のエサ補給期間は10日間。種親の覚醒が早ければペアリング開始を前倒す可能性もある。
5月中旬 菌糸詰め(プリンカップ・800cc)
→卵確認前なのでリスクはあるが、産卵成功を前提に取り敢えず1ブロック分詰める。
5月中〜下旬 産卵セット(2ペア)
→コバシャ小で材各1本ずつ、各7日間予定。※昨年よく産んだカワラ材ではないので期間延長も?
5月下旬 卵回収
→採れなければ再ペアリング、材入れ替えなどで再チャレンジ。
→孵化後1週間程度で菌糸プリンカップへ。期間は1ヶ月。120ccと90ccの2パターンで試す。
→菌糸詰め 孵化まで待つと気温上昇で菌がまわりにくくなるのでこのタイミングで。
7月中旬 菌糸ボトルへ
→特に♂の食いが早かったのを受けて、1本目の投入をやや遅らせ7/中旬〜9/末までの2.5ヶ月間を予定。
昨年からの相違・変更点
※菌糸詰めを採卵前に一部やっておく。
※バクテリア材、普通材を使用するので産卵期間が長くなるかも。その場合は日程再調整が必要。
※全頭菌糸プリンカップで1ヶ月管理。
※1本目期間 最長2.5ヶ月までに短縮。
今年は新成虫ペアが加わり2ライン。
①2021年羽化の♂佐賀神埼2101×♀2102で昨年に引き続きCBF1作出。
②2022年羽化の♂佐賀神埼22-c×♀糸島22-bペアでHBF1作出。
目標は各ライン卵で7〜8個程度まで、最終的に合計15匹前後なら上等。最悪どちらかのラインで採れれば良いというスタンス。昨年同様に短期間の産卵で卵回収を行うことで飼育数をコントロールしたい。
古い写真が出てきた。10年程前、関東某所でのカブクワイベントにてクワガタ釣りに挑戦。その時はやたら元気で戦闘的なヒラタと記憶しているが、恐らく外国産だったと思う。釣りは失敗したが、その数年後から始まるオオクワ飼育につながるワクワク感を今でも覚えている。

さあ、今年も楽しもう!
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