8♀  3本目への最後の交換。残り菌糸ボトルの2匹を交換する。2本目の期間は4.3ヶ月。

2本目マットボトル(6♀)の成績は▲1g〜+1g(12.5g〜14.0g)だった。2本目には発酵マットでいいのか、菌糸の方がいいのか、頭数が少ないのではっきりとした答えは出ないかも知れないが今後の♀2本目の取り扱いに影響するということで、今回の2♀には注目している。

⭐22-A-04 
10/1 16.0g 大夢1400ccへ
2/11 16.0g 混合マットへ(底部菌糸)
→結局投入後は一度も姿を確認出来ず。掘ってみると、かなり狭いところに居続けたようだ。やはり1400ccは贅沢過ぎた。オガは厳選しても半分くらいが再利用対象となった。
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→♀最大はこの個体。前回から伸びていないが、大型での羽化を期待している。


⭐22-A-06 
9/29 15.5g 大夢800ccへ
2/11 15.0g 混合マットへ
→これも食痕がほとんど無く消息不明のままだった。掘ってみると、底の部分のみながら04番よりも広範囲に食痕がみられた。
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→こちらは▲0.5gとなったが、うんこを2つしたので体重はほぼ横ばいか。

♀の菌糸対マットでの体重増減を比較すると、
マット6♀ ▲1g〜+1g 平均▲0.16g
菌糸    2♀ ▲0.5〜±0g  平均▲0.25g

数字からはマットでも菌糸でもどちらでも良いという結果となった。♀は1本目→2本目交換時に成熟度が高い印象だったが、その時点で伸びしろが無かったのだろうか。
また、過去同時期の菌糸飼育では特に♀が食べていないケースが多く、今回の2♀の食べ方をみても傾向は同じなので菌糸を使う場合はボトル下半分もあれば十分かとも思う。菌糸の節約の観点から、来年は♀2本目ボトルで菌糸の余り分があればマットを半々でというのも試してみたい。

♀の交換はこれで終了。蛹化〜羽化まで触らず放っておく予定。



それから、越冬中の成虫5匹の様子を久しぶりにみると、昨年羽化の♂21-cのみエサを7割ほど食べていた(1/9エサ交換)。これまで冬に食べたのを確認したことが無かったので少々驚いた。
もう一方の♂は食欲こそ無さそうだが上に出てきた形跡があり、今年も♂の始動が早そうな気配。
ブリード予定の2ペアはもうじき昇温(といっても20℃の場所に移すだけだが)の時期。♀の覚醒が肝心なので特に注意して観察したい。